私も彼も品行方正だから性病とは無縁と油断するのは運の尽き!?

①「特定のパートナーとだけ」でも安全ではない

あなたにとってはたった一人のパートナーでも、過去のパートナー、パートナーのパートナー、パートナーのパートナーのパートナーが感染していないかどうかまで確認した上で、交際することは不可能です。その中の一人でも感染している人がいれば、感染の可能性は十分あるのです。
相手のことを100%理解していると思い込んで信頼を寄せるのはハイリスクであることを忘れないでください。性感染症はご自身の努力や節操だけでは防ぎきれない意地悪な病気なのです。
また、ふつうの日常生活では伝染らないとされていますが、例外もあります。トリコモナスや毛じらみはタオルやハンカチの共有などで感染することもあります。共有は避けたほうが良いでしょう。

②不妊症の原因にもなる

男女ともに不妊症の原因になる場合があります。過去に関わった人々のせいで人生設計を狂わされたのかと考えると腑に落ちないかもしれませんが、自由恋愛のリスクを社会全体で背負っているのだ、自分たちだけが特別不幸なわけではないのだ、と冷静に受け止めましょう。近年、不妊症のカップルが増加傾向にあるのは、生活習慣や欧米化した食生活によるという説もありますが、自由恋愛が広く世間一般に広まったことも一因かもしれません。
妊婦さんが感染した場合は、流産や早産の原因にもなります。受け止めるのに時間はかかるでしょうが、ご自身はもちろん、周りのどなたのせいでもありません。

③子どもにも感染する

出産時に感染する可能性があります。子どもに感染すると、肺炎や失明の原因になったり、死に至ることもあります。加えて、乳幼児は免疫力が弱いため、口移しなどによって感染する可能性があるといわれています。とても運が悪かったと割り切れるものではありません。
パートナーが相手にしてくれないからといって、安易な交際は控え、感染した場合は正直に伝えましょう。
また、日本では学校での性教育が未熟でほとんどアテにはなりません。お子さんたちに「こういうこともあるから、よく気をつけるんだよ」と中学生くらいになったら伝えられる家庭環境が理想的です。

参考サイト 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou-iryou/kenkou/index.html