夫がバイだった・・・性病をもらってるかも?

裏切られていた?! まずは話し合いを

異性愛者のあなたが男性と思って結婚した相手が実は「バイセクシュアル」であったら、それは驚くことでしょう。顔も見たくないと思う方もいらっしゃるかもしれません。他人に「冷静になれ」と言われたくはないかもしれませんが、ひとまず落ち着いてください。

夫は「ゲイ」ではなく「バイ」です。あなたのことを大切な存在と思っていることに変わりはないはずです。バイであることを隠して女性と結婚し、男性のセフレを作るという方もいらっしゃるようですが、なかには結婚後にそれまで自覚していなかった「バイ」の意識に目覚め、どうにも抑えきれなくなって友達を求めるようになったというケースもあります。

夫からのカミングアウトにせよ、不審に思ったあなたの素行調査で判明したにせよ、いきなり拒絶してはかわいそうです。苦しんでいるのは2人とも一緒です。まずは、夫の話を遮らずに最後まで聞きましょう。

少数派はいつだってつらいもの

社会的に少数派というのは性的弱者です。そのため、さまざまな差別や偏見にさらされます。日本では、エイズの新規感染者数の7割は男性同士の性行為です。先進国のなかでも日本はなぜかエイズの新規感染者数が増え続けています。一因として、携帯電話やSNSなどの普及に伴い、孤独に陥りがちだった性的少数派の方々がつながりやすくなったことも挙げられます。

妻としては、健康面が気がかりだと思います。夫、ご自身、そしてお子さんがいらっしゃればそれがいちばん心配ですよね。夫のほうも、よほどのん気な方でなければ、あなたに知られる前から気をつけてはいたと思います。

エイズのほかにも、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、淋病、クラミジア、毛ジラミ、ヘルペス、赤痢アメーバー症、尖圭コンジローマなどに感染する可能性があります。肝炎以外は、早期治療でほぼ100%完治できますので、ご自宅で悶々としている暇に検査を受けに行きましょう。

 器の大きい人間になるチャンス

忘れてはならないのが、夫の浮気相手である男性の存在です。その方にも検査を受けていただきましょう。清濁併せ飲んで善良な人間ぶるのではなく、あなたご自身とお子さんのためです。そもそも夫とその男性が性的な関係なのか、キスくらいの仲なのか、あまり詳しくは聞きたくないかもしれません。ですが、連絡の取れる方は全員に検査を受けるようお願いしなさいと夫に命令しましょう。そのくらいの権利はあなたには大いにあります。

その上で、今後の夫婦関係のついて話し合いましょう。離婚するという選択は、気持ちの優しい女性の場合、「私が心が狭いのだろうか」と悩んでしまうかもしれませんが、それも一つの選択です。「もう一緒に暮らすのはむずかしい」と思ったら、お子さんよりご自身の気持ちを尊重することが、長い目で見ればお子さんの成長にも良いでしょうし、夫ともほどよい関係を続けられるのではないでしょうか。